新着情報とお知らせ
特養ふじのでは、ユニット内で週に1回、小さくてもいいので必ず職員自身が考えて実施するレクリエーションを行っています。
「レクリエーションなんて老人ホームではやって同然でしょ?」
と思われた方!!
言うは易く行うは難し!!
少学生が高校生相手に本気で楽しんで貰える遊びを考えるのが難しいように、人生の酸いも甘いも知り尽くした大ベテラン相手に、彼等の半分も人生経験が無いひよっこ達(人生の大ベテラン視点)が、本気で楽しんでもらえるレクリエーションを考えるのは至難の業。とりあえず『口腔体操・パタカラをやっておけば満足する』とか『童謡を一緒に歌えば喜ぶ』なんて、そんな生易しいものではないのです。
また、老人ホームでのレクにありがちなのが『特定の職員だけがレクを行う』という事態。得手不得手もありますが、いくら得意だからって手持ちの札にも限りがある。毎週手を変え品を変え頑張っても限界があり、その職員にとっても負担になり、入居者にも飽きがくるのが当然の結果なのです。
そこで、特定の職員に負担がかからず、入居者を飽きさせないレクを実施する為、特養ふじので決めたのが
『週一回、ユニットでレクリエーションを行う。レクは全職員が持ち回りで実施』
というルール。つまり、ユニットの職員が4人だったら、必ず4週間に1回は自分のレクリエーションの番がやってくる、という事。
会議でそれが決まった時『やったね!!それはスッゲ~楽しみだwww』なんて、諸手を上げて喜ぶ職員がいるはずもなく…そりゃあもう多くの職員が死んだ魚のような淀んだ目をしていたっていう情報があったとか、なかったとか…。
ですが、決まったら覚悟を決めるのが特養ふじのの強み!!(状況によって出来ない週もありますが)今ではレクの内容も多岐に渡り、職員によってはレク物品も手作りする事もあり、なかなかどうして飽きの来ないレクリエーションが開催されています。
今回はその週一回のレクリエーションの様子をお届けです(向日葵・柑子ユニット)。素敵な写真は、カメラが趣味の職員に撮影してもらったものです。本当にいい笑顔が激写されています。
先の見えないコロナ禍で、常に人手不足な状況が続いておりますが、それでも、新型コロナウィルスに振り回される毎日だけじゃなく、みんなの日々の笑顔も大切にしたいという、職員の想いが伝わってきます。
今日も今日とて新型コロナウィルスに振り回されているふじのですが、それでも笑顔を絶やさず職員一同努力してまいります!!
※ふじのでは、介護業務、会議等、人と接する際は、常にフェイスガード・マスク着用、小さなアルコールスプレーの携帯が標準的な感染対策となっております。これは現場・事務職員問わず全員必須となっています。