社会福祉法人すずらん福祉会のホームページ

　特別養護老人ホームふじの、デイサービス虹色は間も無く４年目を迎えます。令和元年１２月に国内で発生した新型コロナウィルス感染症は、その後まもなく世界中に蔓延し、すずらん福祉会は開設から常に新型コロナウィルスと隣り合わせで運営を行ってきました。

　実際、オミクロン株の台頭による爆発的な感染拡大に伴い、令和四４年１月には法人内で感染者が発生し、２月中旬に７名の感染で収束となりました。この時、法人内で始めての感染者の発生に、感染者ゼロを目指す時期は既に過ぎ「コロナと歩む時代」なのだと痛感しました。決して充足しているとは言い難い人材・資源の中でしたが、全ての職員の活躍により難局を乗り切る事ができました。

　隔離期間中は、多くのご家族様に沢山の激励のお言葉をいただきました。職員一同、その温かい想いに強く励まされ、心折れそうな中でも状況に立ち向かう事が出来ました事を、心より感謝申し上げます。同時に、感染対応中・対応後、御家族様とのリアルタイムでの情報共有や、ご利用者様の近況報告等が疎かになってしまい、皆様に多大なるご不安をお掛けしてしまった事を、深くお詫びいたします。『有事にこそ、より一層の情報発信と情報共有を』私達が預かる一人一人の命と、そこにある皆様の想いの重さを心に留め、改めて業務に取り組んでいきます。

　新年度、新型コロナウィルスとの付き合いは続く事が予測されます。今後も感染対策への意識は失わず、四季の移ろいを感じられ、状況に応じて御家族様との触れ合いの場を適宜提供出来るような、柔軟な対応を行える法人を目指していきますので、何卒宜しくお願い致します。

特別養護老人ホームふじの　施設長 松本